サイクルロードレースは人間味の溢れたスポーツ
サイクルロードレースが熱い!!
僕の中で(笑)
どうも、石川剣聖です!
前回のブログの内容とは打って変わって、今回はサイクルロードレースについてです!
「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」の感想については、出来るだけ分か
りやすく伝えたいと思いますので、もう少し時間がかかるかと思います。
僕最近サイクルロードレース(自転車を使ったロードレース)の視聴にハマっているんですよ~。
きっかけは高校の受験勉強で解いていた過去問。国語の問題文として出たのが、サイク
ルロードレースを題材にした小説でした。あまりにも面白くて、高校生になってから
図書館でその本を借りてみて、自転車スポーツの世界を知りました。しかし、現実の
サイクルロードレースには興味が湧かず、、
最近またその小説を読みたくなって、図書館で借りて読んでみました。
そしたらやっぱり面白い!
サイクルロードレースの奥深さが興味を惹きました。
サイクルロードレースと聞いて、みなさんがイメージするのは、マラソンと同じように
個人が1位を目指して競うものだと思います。
でも違うんですよ~
もちろん選手の一番の目的は、レースにおいて1番を取ることなのですが
サイクルロードレースにはそれ以外にも醍醐味があるのです。
まず、サイクルロードレースはチーム競技です。個人競技ではありません。
世界最大の自転車レースであるツール・ド・フランスでは、1チームあたり最大8人の選
手が出場可能です。
チームにはエースがいて、他のメンバーはエースを勝たせるためにアシストとして動きます。
例えば、「引く」という行為です。
時速40~50km程度のスピードで進行するサイクルロードレースにとって、空気抵抗
の問題は非常に大きいです。空気抵抗は速度のおよそ2乗に比例して大きくなるので、
時速20kmで走行する場合と、時速40kmで走行する場合では後者が受ける空気抵抗は
4倍大きくなる計算になります。自転車ロードレースは空気抵抗との戦いといっても
過言ではありません。
サイクルロードレースは200kmにも及ぶ長丁場のレースになるため、エースが単独で
走行していれば体力を大きく消耗してしまいます。チームのメンバーはエースの体力
を出来るだけ温存させるために、エースを後ろにつけ、自らが空気抵抗を真正面に受け
ます。
この行為を「引く」といいます。
他にも、
・サポートカーから補給食やドリンクボトルを受け取って、エースや他のメンバーに配る
・エースの自転車がパンク。しかし、チームのサポートカーがすぐに来れない。そんな時に、自分の自転車をエースに差し出す
などアシストにはたくさんの役割があります。全てはエースの勝利のために。
この「エースとアシストの関係」が、レースに数々のドラマをもたらします。
サイクルロードレースが人間味の溢れたスポーツであることが分かっていただけたでしょうか?
以下に今年のツール・ド・フランス第一ステージのフル動画を上げます。
J SPORTSさんの粋な計らいで、第一ステージだけ無料で見ることが出来ます!
興味を持っていただけた方は、是非ご視聴ください!
共にサイクルロードレースを楽しみましょう!